大正9年8月31日 京都生まれ
幼少の頃より、織機の音で目を覚まし、西陣の織物等に触れることで、良糸や色彩感覚を養い、十代から念珠の仕事を始める。 現在も現役で念珠を作り続ける。 房創りひと筋七十年の年月に培われた技、磨かれた感性。 その確かな目によって選別された良糸に、独自の染色を施し入念に仕立てられた房には、喜芳の伝統産業を受け継ぐものとしての、誇りが息づいている。
この特別な技術や、念珠創りにかける思いも、子や孫にしっかりと伝え、京都の伝統を守り続ける努力も怠らない。